紋章第二部18章のキャプションになる予定だった駄文
アベル「カイン…ドーガ…アラン殿…本当にこれでいいのか……エストにこんなことをさせていいのだろうか…」
カイン「アベル!まだ言ってるのか!!見ろ、マルス王子がオレルアン王と停戦協定を交わして狼騎士団は戦意を喪失した。エストに稼がせるチャンスは今しかないんだ」
ドーガ「そうだよアベル、私だって守備以外は微妙だからまだまだ稼いで強くなりたい。ましてエストは成長こそチート級だけど未だに下級なのだ。今稼がなければとてもじゃないが次章以降はかなり厳しい。中途半端な状態でクラスチェンジさせてもいいと言うのか」
アラン「そうだ!どうせならレベル20までしっかり育ててクラスチェンジさせたいじゃないか…ゴホッゴホッ そのために前回の経験値もほとんどエストに回した。パオラ殿もカチュア殿もそうしてほしいと思っているに違いない…ゲホッゲホッ このままクラスチェンジすれば、あの二人にも微妙な顔をされてしまうのだぞ…ゴフッ!ゲハアッ!!」
アベル「そうだな…エストには嫌な思いをさせるが、これも我が軍のためには仕方ないだろう…だがもう一つ愚痴を言わせてくれ」
アラン「なんだ?言ってみろ…ゲッフン」
アベル「マルス様のご命令とはいえ俺がベンチだとエストと過ごす時間が減ってしまう。今一度進言すべきだろうか…エストに支援を与えるためにもシリウス殿と入れ替えて」
ドーガ「…私も行かなければ。カイン、あとは任せたぞ」
カイン「了解した。さあアベル!マルス様たちの御武運を祈りながら待つぞ!」
アベル「ああっエストー!大好きな甘々シチュー作って待ってるからね――――!!」
とあるアリティア騎士たちの日常……かもしれない。
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